【2023年版】急拡大するフリーランスコンサルの働き方、メリット・デメリット
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【2023年版】急拡大するフリーランスコンサルの働き方、メリット・デメリット


【2022年版】急拡大するフリーランスコンサルの働き方、メリット・デメリット

近年、副業やフリーランスなど、個人の新しい働き方が広がっています。なかでも特定分野で専門知識や高度スキルを有するフリーランスコンサル市場は拡大傾向にあり、ポストコンサルキャリアとしても注目されています。


本記事では、フリーランスコンサルに興味を持った方、これから独立しようと考えている方にとって最初に知っておきたいことをまとめました。フリーランスコンサルの働き方、メリット・デメリット、実際になるために必要なことを「私の実体験」も交えて紹介しますので是非参考にしてみてください。


 

この記事は以下のような人にオススメ

  • コンサルファーム在籍者/OBでポストコンサルについて考えている人、フリーランスコンサルに興味がある人

  • 将来的にフリーランスとして様々な企業の経営に関わっていくことに興味がある人

この記事で学べる事

  • フリーランスコンサルの仕事、報酬の概観が分かる

  • フリーランスコンサルになるメリットとデメリットが分かる

  • フリーランスコンサルになるために必要なこと、最初のステップが分かる

 

目次

  1. フリーランスコンサルとは:「特定組織に属さないプロ人材」

  2. フリーランスコンサルの働き方とは:「プロジェクト・モジュール単位で、定められた成果物を創出」

  3. フリーランスコンサルの仕事内容とは:「戦略策定から業務改善まで活躍する領域は多岐にわたる」

  4. フリーランスコンサル市場の将来動向:「今後も急速に拡大」

  5. フリーランスコンサルの単価・年収の相場:「単価:110~200万円/月」「年収:1,300万円以上」

  6. フリーランスコンサルとして独立するデメリットとは:「収入の不安定さ」

  7. フリーランスコンサルとして独立するメリットとは:「働き方の自由度の高さ」

  8. フリーランスコンサルにになるために必要なスキル・要素はなにか

  9. フリーランスコンサルはどのように案件を探索・獲得するのか

  10. フリーランスコンサルになるための最初のステップ

  11. まとめ:フリーランスコンサルという選択肢を積極的に検討しよう

 

1. フリーランスコンサルとは:「特定組織に属さないプロ人材」


近年、フリーランスコンサルタントとして活躍する人が増えていますが、彼らが提供するサービスは一体どのようなものでしょうか?


一般的に、フリーランスコンサルタントは、特定の組織に所属せず、個人事業主や法人の形態でコンサルティングを提供する専門家のことを指します。


コンサルティングには、顧客やテーマによってさまざまな種類がありますが、特にフリーランスコンサルタントが強みを持つのは、かつてコンサルティングファームが提供していた戦略策定や新規事業策定などのサービスです。最近では、このようなサービスを、個人の専門性や経験を活かしたフリーランスコンサルタントが提供するケースが増えています。


2. フリーランスコンサルの働き方とは:「プロジェクト・モジュール単位で、定められた成果物を創出」


今回は、フリーランスコンサルタントの働き方について解説します。主に、仕事の受注先やタスクスコープについて触れていきます。(なお、働く時間については「7. フリーランスコンサルとして独立するメリットとは」で解説しています)


フリーランスコンサルタントが仕事を受注する先は、大きく2つあります。ひとつは、コンサルティングファーム、もうひとつは事業会社です。具体的な仕事の内容としては、プロジェクト単位で単一または複数のモジュールのタスクを依頼され、遂行することがほとんどです。このプロジェクトやモジュールは、通常明確なスコープと成果物が定められます。(ただし、明確なスコープが存在しない場合もにあります。)


まず、コンサルティングファームがフリーランスコンサルタントを活用するケースですが、変化の激しい事業環境において、事業会社からコンサルティングファームに対する「課題解決のニーズ」は拡大しています。しかし、既存のコンサルティングファームでは、自社人材で全てをカバーすることが難しくなってきています。そのため、既存のコンサルティングファーム自体が、スキルフルなフリーランスコンサルタントを「機動的に活用」する需要が高まっています。

次に、事業会社がフリーランスコンサルタントを活用するケースです。これまで、事業会社が既存のコンサルティングファームへ依頼する場合、プロジェクトチームで3-4名がセットになっていたため、数千万円、場合によっては億円単位の費用が必要でした。一方で、プロジェクト組織が大きくなることによる進行の遅れなど、デメリットもありました。


そのため、今では、フリーランスコンサルタントを経営企画や事業開発メンバーとして、特定のテーマや機能(企画設計業務、リサーチ・分析等)において、「定められた内容」と「定められた期間(費用)」で、フリーランスコンサルタントを機動的に活用することが一般的になってきています。また、事業会社側のマネジメント層に、ポストコンサル人材が増えていることも、フリーランスコンサルタントの活用を後押ししている要因のひとつです。また、変化の激しいビジネス環境において、自社の人材だけではカバーしきれない課題解決のために、フリーランスコンサルタントの需要が高まっています。


3. フリーランスコンサルの仕事内容とは:「戦略策定から業務改善まで活躍する領域は多岐にわたる」


フリーランスコンサルタントがどのような領域で活躍しているかについて、プロ人材向けのシェアリングサービスで上場している「みらいワークス」と「サーキュレーション」のIR資料を参考にしてみましょう。

これらの資料を見ると、戦略から業務改善、DXなど、企業の主要な機能において、フリーランスを活用する流れが高まっていることがわかります。また、特定の専門領域での経験があれば、比較的マッチングサービスを通じて仕事を獲得しやすい環境にあると言えます。

IR資料には、フリーランスの出身者の背景や紹介されている案件領域などが公表されており、参考になる情報が盛りだくさんです。これらを見ることで、フリーランスコンサルタントがどのような分野で活躍しているかを把握することができます。



みらいワークス:登録フリーランスコンサルの出身企業例・対応可能領域

(引用元:株式会社みらいワークス2021年9月期決算説明・事業計画及び成長可能性に関する事項)



サーキュレーション:登録フリーランスコンサルの対応可能領域

(引用元:株式会社サーキュレーション2021年7月期 通期 決算説明資料)


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4. フリーランスコンサル市場の将来動向:「今後も急速に拡大」


フリーランスコンサルの市場規模はこれからどうなっていくのでしょうか。国内の統計情報としては、ランサーズが開示している「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」があります。 2021年10月時点でのフリーランスの人数は1,577万人となっており、2015年と比較して640万人も増加しています。米国と比率で比較すると、米国36%に対して日本23%となっており、日本においてはさらなる拡大の余地が存在すると言えます。


現在のフリーランス人口・経済規模


米国との比較:フリーランス人口・経済規模

(引用元:ランサーズ「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」)



さらに、日本企業における日本型メンバーシップ型人事制度からジョブ型人事制度への移行のトレンドも、フリーランス市場拡大を後押しする要因のひとつです。ジョブ型人事制度とは、「明確なジョブディスクリプションを定義し、人材を雇用する制度」のことです。調査結果によると、今後はジョブ型雇用が主流になる見込みがあります。


大企業の約70%がジョブ型制度導入へ舵を切りつつあるという結果もあり、現時点でジョブ型制度を導入している企業は26%ですが、導入決定済み/導入検討中の企業を含めると56%の企業がジョブ型制度の導入に肯定的な回答をしています。特に1000人以上の大企業では72%が肯定的な回答をしており、大企業を中心にジョブ型制度への転換が進んでいることがわかります。


ジョブ型人事制度の推進がある中で、社内から適任者を探すとスキルのない人材を教育する必要性が生じるため、各分野のスペシャリストを外部から調達することが増えていくと見込まれています。これは各分野のフリーランスコンサルタント市場の拡大にとって追い風となっており、フリーランス市場がますます拡大する可能性があります。



職務型人事制度(ジョブ型雇用)の導入・検討状況

(引用元:Korn Ferry「職務型人事制度の実態調査」調査期間2020年4月1日~5月29日)




5. フリーランスコンサルの単価・年収の相場:「単価:110~200万円/月」「年収:1,300万円以上」


フリーランスコンサルの報酬水準はどの程度なのでしょうか。プロ人材向けの一つの目安として、最低月額単価は110万円、年収換算で1,300万円以上が目安となるでしょう。 また、コンサルティングファーム出身者であれば、マッチングプラットフォームで紹介される水準の単価としても以下のようなレンジの報酬が見込めます。

  • コンサルタント:110-150万円

  • シニアコンサルタント:140-180万円

  • マネージャー:160-200万円


※PJテーマ内容や商流によりケースバイケースではあるものの凡その相場観

※記載の単価・年収は、100%稼働時の場合


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6. フリーランスコンサルとして独立するデメリットとは:「収入の不安定さ」


メリットをお伝えする前に、現状のフリーランスコンサルが感じている悩み・フリーランスコンサルになるデメリットをお伝えしようと思います。



6.1. 立場の弱さ・収入の不安定さ


フリーランスのデメリットとして「収入の不安定さ」が挙げられることがよくあります。例えば、「案件が突然終わってしまう」「次の案件がなかなか決まらない」「決まっていた案件が開始するまでに待機していたら、突然白紙になってしまった」といったことがよくあります。


しかし、ノウハウや実績があるマッチングエージェントに支援してもらえれば、こうした事態を未然に防いだり、リスクを分散することができます。また、フリーランスコンサルは高単価の報酬を得られるため、将来に備えやすい環境となります。もしもの場合に備えて収入の一部を蓄えておくこともできますし、稼働していない期間を自由に過ごせる時間として前向きに捉えることもできます。


6.2. キャリアアップ、世間の評価への不安


「フリーランスコンサルになるとキャリアアップできるのか不安」と思う方もいるでしょう。「大手コンサルファームでプロモーションを目指すべきではないか」と考える人もいるでしょう。確かに、コンサルファームでは大規模なプロジェクトに参加し、能力・スキルを身に付けることができます。しかし、フリーランスコンサルは自由な時間を手に入れた状態であり、様々なチャレンジができる幅が広がります。また、個人として責任を持って仕事をすることは、会社員時代には得られない対人スキルやビジネススキルを身に付けることができます。


もしフリーランスコンサルになるかどうか迷っている場合は、一度だけでも試してみることをおすすめします。もし違うと感じたら、元の環境に戻ることもできます。


6.3. 営業から経理、確定申告まで全てを見る必要がある


独立を考えている方からは、税金や確定申告についての質問がよく寄せられます。独立すると、税理士などの外部専門家に依頼する必要があり、また自分で事務的なことも行う必要があります。しかし、最近ではクラウド会計システム(例えばfreeeやMoneyforwardなど)を導入することで、ほぼ自動で記帳や申告書作成まで行えるようになっています。そのため、大きな負荷になることは少なくなっています。


自分で確定申告を行うことで、どれだけ税金や社会保険料を支払っているかに意識を向けることができるため、金融リテラシーが高まる効果も期待できます。独立することに対して不安がある方は、税金や確定申告について詳しく学んでみることをお勧めします。


7. フリーランスコンサルとして独立するメリットとは:「働き方の自由度の高さ」


上記デメリットがありながら、それでもフリーランスコンサルになるメリットは何でしょうか。ランサーズ「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」、内閣官房日本経済再生総合事務局「フリーランス実態調査結果」でも、フリーランスとして働く主な理由は「収入の拡大」もありますが、特に、「自己裁量性」や「働き方の自由度の高さ」だとという調査結果が出ています。


ここでは、自己裁量について「時間」「場所」「金」「人間関係」に分けて、そのメリットを紹介します。


フリーランスになったきっかけ

(引用元:ランサーズ「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」)



フリーランスという働き方を選択した理由

(引用元:内閣官房日本経済再生総合事務局フリーランス実態調査結果)




7.1. 「時間」の自由を手に入れられる


私が、コンサルティングファーム時代からフリーランスコンサルになった最初に一番感じたことは「時間のゆとり」があることでした。 特に、働き方として下記が改善しました。

  1. オフィスへの出勤が必要ない完全リモートワーク基本家で働いています

  2. 過度の残業が発生しない案件ごとの繫忙タイミングはありますが、ある程度日中の稼働時間で平準化、又は調整出来るため深夜までの残業はほぼなくなりました

  3. 社内イベントに参加する必要がない強制参加的なイベントはありません。自分が好きな交流会やイベントに参加しています

  4. マネジメント・人事関連のタスクがない会社組織に属するとかなりの時間を使う領域ですが、全くというほど無くなります。フリーランスコンサルはプロジェクトの結果で評価され、報酬に返ってくる仕組みです

  5. 勤怠管理登録の雑務がないプロジェクトごとの月次報告はありますが労務管理的な事細かい報告は求められません


また、フリーランスコンサルの働き方の大きな特徴として、「働く期間」や「稼働時間」を自分で決める点があります。 半年働いて半年休む、週半分だけ働くなど人生ステージなどにも応じて稼働率を変えながら人生を主体的に生きられる環境が手に入るのは、何にも代えがたい魅力だと言えるでしょう。



7.2. どの「場所」で働くか自由に決められる


新型コロナウイルスの影響により、フリーランスコンサルタントの案件もリモートワークが主流になりました。コンサルタントの仕事は、プロジェクトやミーティングのスケジュールによって、オフィスに出勤する必要がない場合が多く、リモートでも十分に進められるという認識が広がっています。


一部の案件では、クライアントとの打ち合わせのためにオフィスに出社することが必要ですが、完全リモートの案件だけで地方や海外に移住するコンサルタントも増えています。現代では、フリーランスコンサルタントは自分がどこで働くかを自由に選べる時代になっています。



7.3. いくら稼ぐか、いくら使うか「お金」の自由を得られる


コンサルファームでは高年収を得られる反面、その分成果を出すために過酷な労働が求められ、税金や社会保険料も高額になります。一方、フリーランスコンサルは自分自身で収入を決め、必要な経費や税金も自分でコントロールできるため、必要な分だけ働くことができます。そのため、お金に縛られず自由な時間を過ごすことができるというメリットがあります。



7.4. 自由に「人間関係」を構築出来て、ストレスが激減する


「すべての悩みは対人関係によるもの」というアドラーの名言がありますが、会社員として人間関係のストレスを抱える人も多いと思います。しかし、フリーランスコンサルはプロジェクト期間中にチームメンバーやクライアントと協力するため、対人関係の問題はありますが、純粋にプロジェクト期間だけの関わりです。相性が合わない場合は、次のプロジェクトに参加することで対処できます。自分が一緒に働きたい人を選ぶ自由さは、フリーランスコンサルにとって最大の魅力の一つです。



7.5. キャリア・人生の自由度/幸福度が飛躍的に高まる


上記のように、フリーランスコンサルとして働くことで、個人としての自由度が高まり、次のキャリアステップに向けて資格を取得したり、今までできなかったスタートアップに関わる仕事をするなど、多様なキャリアや人生設計が可能になります。何よりも、自分が好きなことや関心のあることを中心に生きることができるため、幸福度の高い環境が手に入るでしょう。


8. フリーランスコンサルにになるために必要なスキル・要素はなにか


では、フリーランスコンサルになるためにはどのようなスキル・要素があればなれるのでしょうか。大まかに必要なスキル・要素は下記4つだと考えられます。

  1. コンサルティングファームでの3年以上の実務経験

  2. 特定分野・テーマを任せられる専門性とコミュニケーション力

  3. 個人で営業開拓・関係を構築する力

  4. 自己管理能力(健康、時間、お金 等)


8.1. コンサルティングファームでの3年以上の実務経験

プロジェクト実績や、一定の経験・スキルを示すという点では、所謂、戦略系や総合系のコンサルファームの実務経験があると案件獲得においても非常に有利になります。 大手のコンサルファーム出身であるということで、プロジェクトのデリバリー方法や一定の教育水準が担保されており採用する側にとっても安心して依頼しやすいというメリットがあります。

若手のコンサルタントで手を動かすリサーチや資料作成などのサポートが求められるケースでは2-3年の実務経験、プロジェクト全体の論点設計やマネジメント全般が求められるケースでは4-5年以上の実務経験で実際にファームでもマネージャー相当の経験があると良いでしょう。

ただし、案件によって求められる人材ニーズも異なります。これからフリーランスコンサルを目指す方は、案件を獲得する領域でどのようなスキルや経験が評価されるのかは事前にチェックするようにしましょう。



8.2. 特定分野・テーマを任せられる専門性とコミュニケーション力


フリーランスコンサルは高額な報酬を得るため、専門知識と実務経験を活かして、案件領域においてリードして任せられることが期待されます。そのため、関連するプロジェクト実績を積むことや、当該領域においてクライアントや関係者とのコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めていく力を身につけることが大切です。


8.3. 個人での営業開拓・関係を構築する力


フリーランスコンサルタントは、自分自身の名前で営業活動を行います。これまで会社の名前で営業をしてきた人にとっては、考え方の変革が必要になるかもしれません。フリーランスコンサルタントは自ら積極的に関係を築いていく必要があるため、最初は少しストレスを感じるかもしれません。しかし、慣れてくると、会社の名前に頼らずに自分が好きな人たちと自由に仕事をすることができ、楽しみながら働くことができます。


こちらについては、フリーランスコンサルのためのマッチングエージェントを活用すると営業開拓の手間を大幅に削減することができます。案件獲得を丸っと代行し、即時の案件マッチングを実現したい方は、フリーランスコンサルの即時案件紹介・マッチング「SENJIN Platform」 で、まずは無料で案件紹介を受けてみてはいかがでしょうか。(現在、案件獲得率向上につながる「職務経歴書サンプル」を無料プレゼント中です)



8.4. 自己管理能力(健康、時間、お金 等)


フリーランスコンサルタントになることで、働き方に自由度が増えますが、自己責任で健康や時間、お金の管理をする必要があります。最初は慣れないこともあり、面倒に感じることもあるかもしれませんが、これは自分自身を大切にする良い機会です。自己管理能力を積極的に磨いていきましょう。


フリーランスコンサルの即時案件紹介・マッチング「SENJIN Platform」 では、現在、フリーランスコンサルの方に「独立へ向けた計画テンプレート」を無料でプレゼント中です。資金管理の問題を当テンプレートで解消してはいかがでしょうか。



9. フリーランスコンサルはどのように案件を探索・獲得するのか


フリーランスコンサルはどのように仕事を獲得していくのでしょうか。よくあるケースとしては下記3つとなります。

  1. 知人からの紹介でクライアント企業を開拓する

  2. 直接営業でクライアント企業を開拓する

  3. マッチングプラットフォーム/エージェント経由で案件を紹介してもらう

9.1. 知人からの紹介や直接営業でクライアント企業を開拓する


知人からの紹介で仕事を得るケースがあります。前職の先輩や友人に、フリーランスコンサルになると話したところ、自分に合った案件を紹介してもらうことができるかもしれません。筆者も、前職の先輩や同期、後輩などと久しぶりに食事をしたら、自然に仕事につながったことがあります。自分の気の合う仲間と徐々に人間関係を構築しながら仕事をすることができるというのも、フリーランスコンサルにとって大きな魅力です。


9.2. 直接営業でクライアント企業を開拓する


次に、自分で営業開拓するケースです。 こちらは元クライアントなどとのコミュニケーションの中で案件を紹介してもらったり、自らで自分の強みを有する業界の企業に直接営業をかけていき案件を創出することとなります。有力企業にリレーションを有している知人等がいる場合は、決裁権のある役職者につないでもらえて、話が早いかと思いますが、継続的に案件を獲得していくにはややハードルは高くなります。


9.3. マッチングプラットフォーム/エージェント経由で案件を紹介してもらう


最近は、フリーランスコンサルタント向けの案件紹介マッチングプラットフォームがあり、エージェントが多数の案件を紹介してくれるようになっています。こうしたプラットフォームに登録し、信頼できるエージェントと関係を構築することで、収入の不安定さという課題を解消することができます。ただし、提示金額には手数料が含まれているため、実際に得られる報酬は提示金額から手数料を引いた金額となります。プラットフォームを利用する場合は、応募意思を早めに伝えることが重要です。自分自身で営業する手間や時間を考慮すると、プラットフォームを活用することは費用対効果が非常に高い方法です。また、自分に合ったプラットフォームを選ぶことも重要です。



10. フリーランスコンサルになるための最初のステップ


フリーランスコンサルになる人はどのようなステップを最初に踏めば良いのでしょうか。主要なステップを見て行きましょう。

  1. 実際にフリーランスコンサルの先輩・業界の人に話を聞く

  2. コンサルティングファームを退職し、開業届けを出す

  3. フリーランスコンサルとして職務経歴書を更新する

  4. マッチングプラットフォーム/エージェントに登録する


10.1. 実際にフリーランスコンサルの先輩・業界の人に話を聞く


フリーランスコンサルになるための第一歩は、まずはフリーランスコンサルをしている人や業界に詳しい人に話を聞くことです。自分がフリーランスコンサルに興味があることを伝え、どのようにフリーランスコンサルになったのかを聞いてみると良いでしょう。


話をしていくうちに、自分が本当にフリーランスコンサルに向いているのか、どんなフリーランスになりたいのかという具体的なイメージができるようになります。これらの情報をもとに、次のステップに進んでいくことが大切です。


10.2. コンサルティングファームを退職し、開業届を出す


個人事業主になる最初のステップは、コンサルティングファームを退職した後、早期に開業届けを税務署に出すことです。 届け出るのは無料ですのでフリーランスコンサルになると決めた人は、必ず提出しましょう。


10.3. フリーランスコンサルとして職務経歴書を更新する


今までのスキルや経験を棚卸して、職務経歴書をアップデートしましょう。 フリーランスコンサルとして営業する上で、通常職務経歴書の提出が求められます。これから案件を獲得したい領域、テーマに応じて、どのような能力をもって、どう貢献できるのかその裏付けとなるプロジェクト経験や実績を整理しましょう。 これまでの自分を振り返って、向き合ってじっくり時間をかけてやることをオススメします。


※職務経歴書の作成方法については【テンプレ付】フリーランスコンサルの選ばれる職務経歴書の書き方も参考にしてみてください。


10.4. マッチングプラットフォーム/エージェントに登録する


実際に、フリーランスコンサルとしての仕事を獲得する上で、案件を紹介したり、営業を代行するマッチングプラットフォームのエージェントは心強い味方です。 登録は基本無料ですのでまずは登録して話を直接聞いてみると良いでしょう。

※独立に向けどのように準備を進めるべきかはコンサルタントの独立に必要な条件、準備とは?【計画テンプレ付】も参考にしてみてください。




11. まとめ:フリーランスコンサルという選択肢を積極的に検討しよう


今回は、フリーランスコンサルの働き方とメリット・デメリットを解説しました。 フリーランスコンサルとして独立することで、人生の選択肢や、可能性を更に広げることが出来ます。 今後のキャリアの一つのステージとして検討されてはいかがでしょうか。

フリーランスコンサルとして自由な働き方をしたい方、戦略/BizDev案件をお探しの方は是非当社サイトよりご登録ください。フリーランスコンサルの即時案件紹介・マッチング「SENJIN Platform」 (現在、フリーランスコンサルの方に「独立へ向けた計画テンプレート」と案件獲得率向上につながる「職務経歴書サンプル」を無料でプレゼント中です)




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