コンサルタントの独立に必要な条件、準備とは?【計画テンプレ付】


コンサルタントの独立に必要な条件、準備とは?【計画テンプレ付】

こんにちは、株式会社SENJIN共同代表の石川です。 今回は、コンサルタントとして独立を検討されている方を対象に、具体的に独立に必要なこと、どのように準備を進めて行けば良いかを解説していきます。

私は外資系のコンサルファームを経て、2019年からフリーランスコンサルとして独立しました。 独立当初は、まとまった情報がインターネットになく、知人友人からの情報収集などをもとに色々手探りで準備しました。 今では、フリーランスコンサルとして活動しながら、その仕事、働き方の魅力に惹かれてフリーランスコンサルに向けたマッチングサービスSENJIN Platform(フリーランスコンサルの即時案件紹介・マッチング「SENJIN Platform」)を友人と起業し運営しています。

これから独立を検討されている方が無駄な時間をかけず、スムーズに意思決定・独立準備し、活躍する機会を広げていけたらという想いからまとめましたのでぜひ参考にしてみてください 。(私の経験から当記事はコンサルファーム出身者を主に対象にしていますが、そうでない方も考え方などで参考になれればと思います。)

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この記事は以下のような人にオススメ

  • コンサルファーム在籍者又はOBで、月額150万円以上の報酬を得られるフリーランスコンサルに興味がある人、また独立に向けて準備をしている人

  • その他、将来的にフリーランスとして様々な企業の経営に関わっていくことに興味がある人

この記事で学べること

  • コンサルタントとして独立するために必要な準備内容、ポイントが分かる

 

目次

  1. コンサルタントの独立に必要な条件とは

  2. コンサルタントとして独立するまでの全体像を理解する

  3. 各ステップ詳細: ①キャリアプラン検討

  4. 各ステップ詳細: ②独立実行準備

  5. 各ステップ詳細:③案件獲得&④デリバリー

  6. フリーランスコンサルの独立計画テンプレート

  7. まとめ : まずは独立という選択肢を一度は検討してみよう!

 

1. コンサルタントの独立に必要な条件とは


まず最初に、そもそもコンサルタントとして独立するにはどのような条件を満たすべきなのでしょうか。シンプルに言うと下記2点を満たせば独立できますと考えています。

  1. 特定分野のプロジェクト型案件をリードできる専門知見、実績を有する

  2. 失敗を恐れずチャレンジする姿勢を持っている

1.1. 特定分野のプロジェクト型案件をリードできる専門知見、実績を有する


コンサルタントは、比較的高額な報酬を得る仕事であり、案件領域に応じた専門知識と実務上の特定領域をリードし任せられることが期待されます。 したがって、関連する領域でプロジェクト実績があること、また当該領域を中心にクライアントやその先の関係者とコミュニケーションをとりながらプロジェクトを推進していく力が個人で独立するために必要となります。


実際に営業活動する際も、これまでの実績を職務経歴書にまとめ、クライアントへ提案することになります。クライアントもあなたの実績をベースに採用可否を判断することになるのでその点を意識し独立タイミングを判断しましょう。 必要な実績の例として、「手を動かすリサーチや資料作成」などの若手コンサルタントレベルのサポートが求められるケースでは2-3年の実務経験、「プロジェクト全体の論点設計やマネジメント全般」が求められるケースでは4-5年以上のファームでのマネージャー相当の実務経験があると良いでしょう。



1.2. 失敗を恐れずチャレンジする姿勢を持っている


一定の経験があれば、あとは失敗を恐れずにチャレンジするだけです。 コンサルファームの友人から良く質問されるのは、経済的な不安定さや営業活動を上手くやれるかといった不安についてです。もちろん会社員として給料がもらえる、ファームにいることでの教育やナレッジ共有といった恵まれた環境に比べフリーランスならではのリスクがあります。 一方、独立によって自分のやりたい事を中心に自由な人生を手にいれられる可能性は大いに高まります。 これは会社員の雇用制度の中では決して得られないものです。


チャレンジせずに会社員人生を続けること自体にも大きなリスクはあるのです。近年、フリーランスコンサルに仕事を紹介するマッチングサービスは多種多様なものが選択肢としてあり、必ずしも自力で営業開拓する必要はなくなってきています。新しいあなたの人生の可能性を手に入れる上でも多少の失敗は良い経験と思ってまずはチャレンジしてみましょう。もちろん、一定の実績があれば後からいつでも会社員に戻ることも十分可能です。


2. コンサルタントとして独立するまでの全体像を理解する


それではここからフリーランスコンサルとして独立するために具体的にどう進めて行けば良いか見ていきます。 独立までの全体のステップを現役フリーランスコンサルの弊社SENJIN運営メンバーの実体験に基づいて以下にまとめました。 フリーランスコンサルになるための一定の経験・スキルは備えている前提で独立検討から初回の案件をデリバリーし、軌道にのるまでを整理しています 。


コンサルタントの独立 やること

2.1. ①キャリアプラン検討


フリーランスコンサルになるかどうかを決める上で、これまでのキャリアの棚卸しや情報収集を行い、今後のキャリアゴールを設定します。 もちろん、現時点では、フリーランスコンサルになるべきではない、あるいは他のキャリアが自分にとって良いという選択になるかもしれません。 ただ、フリーランスの選択肢を十分に知っておくことは今後の人生の選択肢を広げるうえでもきっと役立つでしょう。



キャリアプラン テンプレート


2.2. ②独立実行準備


フリーランスコンサルになると決めた場合、具体的に独立に向けて準備をしていきます。 マッチングサービス等を活用し職務経歴書のアップデートや面談などの営業準備と、資金繰りの計画、諸所の事務手続、必要備品・ITツールの導入を実施していきます。


コンサルタント 独立 方法


2.3. ③初回案件獲得


フリーランスとして独立することを前提に営業活動を行なっていきます。 知り合い伝手で丁度いい案件の紹介がなければ、まずはマッチングサービスを利用してみましょう。マッチングサービスでは案件の紹介依頼から契約確定まで少なくとも1ヵ月から2ヶ月程度かかる場合があるので事前に情報収集のうえ、早めに営業活動を開始しましょう。


フリーランスコンサルのためのマッチングエージェントを活用すると営業開拓の手間を大幅に削減することができます。案件獲得を丸っと代行し、即時の案件マッチングを実現したい方は、フリーランスコンサルの即時案件紹介・マッチング「SENJIN Platform」で、まずは無料で案件紹介を受けてみてはいかがでしょうか。(現在、案件獲得率向上につながる「職務経歴書サンプル」を無料プレゼント中です)


2.4. ④デリバリー


無事に案件を獲得できれば、あとは、デリバリー開始です。 デリバリー自体は、冒頭に記載した必要な条件を満たしている領域であれば大きな問題はないと思います。基本的に動き方はコンサルティングファーム時代と大きくは変わらないと思います。ただし、契約時の稼働率より大きく逸脱しそうな場合やPJ上の懸念点は、マッチングエージェントに状況を共有しましょう。想定より稼働が膨らみそうな場合は、タスクスコープを調整するか、超過分の請求が可能か確認することが必要となります。


2.5. ⑤その他活動


独立準備と並行して、フリーランスコンサルのデリバリー以外の活動にも焦点を当てて計画実行していきましょう。 特に、フリーランスは基本的に個人の看板で生きていく実力勝負の世界であり、それなりに厳しい環境ではあります。ただ、その分やりがいや自由さを手に入れることができます。

自分自身が個人として価値を高め発揮していくことも大事ですが、様々な人とネットワークを構築したり、資産運用などにも主体的に取り組んでいくことで、フリーランスコンサルとして自由度、魅力度を最大限に引き出すことができるでしょう。

3. 各ステップ詳細: ①キャリアプラン検討

3.1. キャリア棚卸&仮ゴール決め

ここでは、具体的にどのような形で実施するかの一つの例を共有します。

<キャリア棚卸し表の作成>

今までに経験したプロジェクトや仕事について、いつからいつまでの期間にどんな経験をしたのか、どんなチャレンジをしたのか、どんなことが記憶に残っているのかその時の価値観、獲得した能力スキルは何だったのかを改めて振り返ってみます。 今まで何をやってきたのかを振り返ることで、特に自分が面白いと思ったこと、価値観などが明確になり、これからどんな事をチャレンジしたいのかのベースになります。このプロセスは後述の職務経歴書アップデートする際にも役立ちます。


キャリア 職務経歴 コンサルタント独立


<人生年表の作成>

キャリア棚卸しのプロセスを踏まえて、将来自分が何をしたいのかゴールについて仮決めでも良いので設定してみましょう。 ゴールと言っても、そこまで複雑に考える必要はありません、 3年後、5年後などイメージできる将来を見据えて仕事や家庭でどのような状態になっていたらハッピーだろうか?ワクワクしそうか?そのことにチャレンジしてみる価値はありそうか?を自由に書きだしてましょう。


下記のサンプルイメージのように、人生の目標を定め、それを3年後、5年後、10年後に実現したい人生像や具体的に成し遂げたいこととして分解し、記載していきます。 また、目標の実現に向けて現状や達成に向けた課題点を洗い出し、課題に対するアクションを書きだし実行していくことで「未来」をより「現実」のものにしていきます。


人生目標 コンサルタント独立


<単年度目標・行動計画の作成>

目標の実現へ向け、例えば3年後の目標から逆算し単年度目標に分解し、具体的なゴールとそれが達成できたとする結果指標、そして結果指標を実現するためのアクションを定めていきましょう。


行動計画 コンサルタント独立


3.2. 希望条件の整理


仮のゴールが決まったら、そのゴールを実現するうえで、フリーランスコンサルとしてどのような仕事/案件をしていくか具体的なイメージをつけるため、獲得する案件の希望条件を整理しましょう。

実際に当初希望した条件の案件が見つからないケースもありますので、自分がやってもいいと思える、検討の土台に上げてもいい条件として幅広に拾える設定にしましょう。

希望条件で検討するであろう項目の詳細は「独立計画テンプレ」内にて解説していますので興味がある方はぜひ SENJIN Platform | お役立ち資料ダウンロード (無料)より、ダウンロードできますので、こちらを参照しながらご利用ください。


3.3. 職務経歴書のアップデート


希望条件の整理と合わせ職務経歴書のアップデートをしましょう。 ポイントは、あなたが希望する案件テーマを中心にクライアントへ営業・提案するための資料として、以下の点を意識し更新しましょう

  • 希望領域のテーマにおけるあなたのアピールポイントを冒頭にサマリーで書く

  • 具体的に、どんな経験を積んできたのか、どんな結果を作ってきたのかをサマリーで書く

  • これまで従事してきた会社名、そこでのプロジェクトや業務の内容をあなたの得意領域の裏付けとなるように詳細を記載する

職務経歴書の作成方法については【テンプレ付】フリーランスコンサルの選ばれる職務経歴書の書き方も参考にしてみてください。



3.4. 情報収集&市場価値検証


希望条件の整理や職務経歴書のアップデートと並行しフリーランスコンサルに関する情報収集をしていきましょう。 実際に案件を紹介してくれるマッチングサービス会社の担当者や、すでに独立しているフリーランスコンサルから話を聞いて実際に自分が思い描くゴールと現実との差を理解し、計画に織り込んでいきます。

また、情報収集にて、自分自身がどれくらいの報酬単価の案件を獲得できそうか事前に調査しましょう。転職においても、フリーランス案件探しにおいても、自分の市場価値が評価されることになります。 フリーランスコンサルの市場では、案件の領域テーマ、参加する際の役割ロール、エンドクライアントの規模・業種等に応じて相場感が形成されています。


フリーランスコンサルは様々な案件を組み合わせて働くことができるので、自分が働いてもいいと思う分野での市場価値を幾つか実際の案件なども見ながらイメージしておくと良いでしょう。 ここまでのステップを経て、フリーランスコンサルとして独立したいと思った方は、具体的に独立に向けた実行準備へ進みましょう。


4. 各ステップ詳細: ②独立実行準備

4.1. 資金繰りの検討


独立するにあたって、当面の生活に支障がないように資金繰りの計画を立てましょう。 フリーランスの場合には、毎月安定した収入があるとは限りませんので、あらかじめ無収入の期間があっても持ちこたえられるように1年分程度の生活費は備えておけると安心だと思います。

また、税金や社会保険についても制度や仕組みが代わりますので独立後にいくら手元に残るのかについても事前にある程度シミレーションをしておきましょう。「独立計画テンプレート」に収支計画のサンプルを作りましたので、計画を作るうえで参考にしてみてください。 SENJIN Platform | お役立ち資料ダウンロード (無料)より、ダウンロードできますので、こちらを参照しながらご利用ください。


4.2. 開業事務手続(開業届け・社会保険)


あなたがフリーランスコンサルになると決めた場合には、個人事業主または法人を設立して事業を行うことになります。

それぞれのケースについて手続内容を調べて自分でやることができます。 もし不明な場合には、税務署や法務局へ問い合わせる、または専門家の税理士や行政書士などに依頼して進めていきましょう。

また社会保険は、会社員を辞める場合には切り替えの手続きが必要となりますので会社の総務人事部門の担当者や必要に応じて区役所や社会保険事務所等にも問合せ切替えの手続きを進めましょう。


4.3. 備品購入、ツール導入等


独立にあたって改めて必要となる備品やツール類を揃えていきましょう。 特にあると便利だと思われるものをリストアップしていますので興味がある方は「独立計画テンプレート」をSENJIN Platform | お役立ち資料ダウンロード (無料)より、ダウンロードできますのでこちらを参照しながらご利用ください。


4.4. 退職手続


フリーランスコンサルとしてのゴールが設定出来て、マッチングサービスを通して案件が獲得できそう(かつ、その内容にも納得できそう)なら思い切って退職手続きをしてチャレンジしましょうう。 コンサル業界ですでに働いて独立される方は、同じ業界で引き続き活動することになるので退職にあたっても現職の上司等と前もってコミュニケーションして円満な退職を目指しましょう。


5.各ステップ詳細:③案件獲得&④デリバリー


具体的なマッチングサービスを利用した案件獲得の方法を【決定版】フリーランスコンサル案件獲得に向けた選び方のポイントでまとめていますので参考にしてみてください。 案件が確定するまで時間かかることがも想定されため、希望稼働開始日の1-2カ月前から営業活動を本格的に進めて行きましょう。 デリバリー自体については、すでに経験やスキルがある領域であれば大きな問題はないでしょう。



6. フリーランスコンサルの独立計画テンプレート

弊社SENJINでは、これからフリーランスコンサルを目指す方に向けて、ここまでの独立ステップをスムーズに進められるように独立計画テンプレートを作成しました。 以下のような内容をスプレドシート形式に納めているので、ご自身のPCにダウンロードし独立を計画するうえで活用ください。 SENJIN Platform | お役立ち資料ダウンロード (無料)より、ダウンロードが可能です。

目次

  1. キャリア棚卸し表

  2. 人生年表

  3. 単年度目標・行動計画

  4. 希望条件整理表

  5. 独立に向けたガントチャート

  6. 収支計画

  7. ツール類準備リスト

  8. 案件営業管理リスト


Appendix.:記載例一式

  • 職務経歴書記載例



7. まとめ : まずは独立という選択肢を一度は検討してみよう!


今回は、フリーランスコンサルとして独立するうえでの流れ、計画する上でのポイントを解説しました。 フリーランスコンサルは、非常に自由度の高いポジションであり、あなたの人生で大切にしていること、目標を実現するための有効な手段になる可能性があります。 あなたの人生がより豊かで充実したものになるように、フリーランスコンサルとしての独立を一度検討されてはいかがでしょうか。


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